嵐、5人が明かす活動休止への思い「ゴールの瞬間まで、汗だくになりながら走りたい」

[ 2019年6月30日 22:00 ]

アイドルグループ「嵐」
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 人気アイドルグループ嵐が29日放送のNHK総合の音楽番組「SONGS」(後11・00)に出演。99年デビューから現在までの軌跡をたどりながら、20年12月31日をもって活動休止を決めたことについて、メンバーそれぞれが思いを語った。

 嵐は99年、ハワイで華々しくデビューを飾った。だが、思うように人気は伸びず、先の見えない日々が続いた。そんな嵐の知名度を飛躍的に上げたのが、05年に松本潤が出演したTBSドラマ「花より男子」。個性が光る5人は国民的アイドルグループまで駆け上がったが、活動休止を決めた今、どんな思いでいるのか。

 番組では、5人にとって思い入れが深い曲「君のうた」を披露。この曲について相葉雅紀(36)は「20年いっぱいで休止という発表をさせてもらいましたけど、それでもやっぱり突き進んでいくっていうところは今の僕らに合ってる歌詞かもしれない」とコメント。大野智(38)も「今だから5人が歌って成立してんだろうなっていうのは感じますね。サビなんか特に、今の僕らとリンクする」と歌詞を新たな道を進む自分たちに重ねた。

 櫻井翔(37)は「《歩き出す明日は僕らで描こう》とか、《同じ夢を見よう》とか、嵐とファンの皆さんとの曲に今なっているのかなと思いますね。真空パックじゃないですけど、映像に閉じ込めておいてもらって、のちに見たときに僕らもファンの人も、“あの時そういう気持ちだったなあ”っていうのを残しておきたいっていうのはありますけどね」とファンの気持ちにも言及。二宮和也(36)は「5人で歌えて踊れてその場があればもはや曲はどれでもいいと思っていて、その空間が自分にとっても楽しいですし、自分にとっても貴重な時間だから、感謝しかないかなって感じがします」と限りある5人の時間へ思いを馳せた。

 松本潤(35)は、これからの1年半について「“あっという間だったな”“すごい一瞬のように終わったな”と振り返りたい」とし、「一旦閉じると決まったから店じまいに向かうみたいなことはやるつもり全くないんで、ゴールの瞬間まで、汗だくになりながら走りたいなって思ってます。その姿をみんなに見て欲しいし、そこを一緒に楽しんでもらいたいなと、今強く思います」と思いをストレートにぶつけた。5人はそれぞれが描く新しい場所を見据えながら、残りの時間を全力で駆け抜ける。

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2019年6月30日のニュース