中居正広 反社との闇営業問題で「所属が多くなるほど、目が行き届かなくなる」

[ 2019年6月30日 11:45 ]

「雨上がり決死隊」宮迫博之
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 タレントの中居正広(46)が30日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(前10・00)に出演。「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)や「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)ら吉本興業などに所属するお笑い芸人が反社会的勢力に「闇営業」を行った問題について言及した。

 今回の問題で、吉本は「カラテカ」の入江慎也(42)が事務所を通さずに直接ギャラを受け取る“闇営業”を振り込め詐欺グループとの間で行い、所属タレントを仲介していたとして、今月4日付で契約を解除。同24日に「一定の金銭を受け取っていた」として宮迫や田村亮ら11人を謹慎処分とし、同27日には暴力団関係者の会合で闇営業したとして、お笑いコンビ「スリムクラブ」と「2700」を無期限謹慎処分にしたことを発表。一連の問題を受け、同社は27日に「決意表明」として文書を公表し、コンプライアンスの徹底と反社会的勢力の排除に関する姿勢を表明した。

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(55)が「中居くんと宮迫と3人で、後輩もいましたけど、旅行一緒に行ったりした仲なんで、なんでこのタイミングで宮迫のニュースを俺と中居くんが扱うのかなって何とも言えない」と今回の問題を切り出すと、中居は「やっぱりプロダクション、組織、同じ芸能プロダクションでも事務所でも方針だとかルール、掟(おきて)みたいなものはさまざまなんで、吉本の処罰、方針にとやかくいう権利もないと思います」と断った上で、「サイドビジネス、副業、アルバイトはかまわないんですか」と質問。松本が「それは全然いいんじゃない、そうじゃないと成り立っていかない子たちがいっぱいいるから」と答えると、「ワイドナショーに出るに当たって、僕も改めて会社に確認したんですね。ジャニーズ事務所は副業、サイドビジネスはダメです。アルバイトもダメ、一切。会社を通さずに仕事をするっていう感覚が僕らにはないんです」と話した。

 また、吉本について、東野幸治(54)は「所属しているタレントが6000人いて、食べていけるのは一部」と説明すると、中居は「僕らの会社、今、60年弱の年数があるんですけど、今一番タレントが多いんです。80~100人、ジャニーズジュニアとか入れると400とかになるんですね。その中で社員さんは120~130人いる。やっぱり分母が大きければ大きくなるほど分子の方のトラブルも増えていくんじゃないかなと。吉本も最初はこんなタレント(数)じゃなかったと思いますし、ジャニーズ事務所の50年、60年の歴史の中でゼロトラブルだとは思ってないです。多くなれば多くなるほど、目が行き届かなくなりますよね、どうしても。行き届かなくなるってことは教育もままならなくなってしまうっていう懸念はあるんじゃないかなって思います」と指摘した。

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2019年6月30日のニュース