ロンブー淳が闇営業断罪 相方・亮と宮迫は「保身のためにウソ。そこを謝罪しないと」

[ 2019年6月30日 05:30 ]

ラジオの生放送を終え、文化放送をあとにする田村淳(撮影・岸 良祐)
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 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(45)が29日、文化放送「田村淳のNewsCLUB」に生出演し、相方の田村亮(47)らお笑い芸人が詐欺グループの会合に参加した「闇営業問題」について言及した。金銭授受を隠そうとした雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と亮の責任が大きく、他の芸人とは分けて考えるべきだと持論を語った。

 長年の盟友だからこそ、厳しい言葉を突きつけた。「保身のためにウソをついた。そこを謝罪しないと、何に対して謝ってんのと世間は思う」。今月上旬の問題発覚当初、宮迫は「ギャラはもらっていない」、亮も「お金を受け取ってなかった」とそれぞれツイッターで金銭の授受を否定。亮は、追及する淳にも同様の説明をしていたという。2人以外には「受け取っていない」とコメントした芸人はいなかった。

 スポニチ本紙の取材では、14年の忘年会では宮迫が50万~100万円、亮が15万~20万円を受け取っている。淳はガリットチュウの福島善成(41)やレイザーラモンHG(43)らの名を挙げ「先輩2人がそう(もらってないと)言ってるから、自分だけもらっていると言えなかったんだろうなという苦しみが分かる」と推察。取り分が少ないにもかかわらず、後輩芸人として先輩に“忖度(そんたく)”せざるを得なかった心境を推し量った。

 淳は各芸人のコメントに、詐欺被害者への謝罪がないことに触れ「それがないのに何をもって反省なのか」と疑問視。ギャラの返金や、税処理についても言及がないとして「反省のスタートラインにも立っていない印象」と切り捨てた。亮に向けては「相方を守りたいからこそ、正直に全部話してほしい」と願いを口にした。

 《報道陣に一礼》淳はこの日東京・浜松町の文化放送、半蔵門のMXテレビでそれぞれ生放送番組に出演。終了後にはスタジオ前で待ち構えた約10人の報道陣の問い掛けに応じることなく、車に乗り込み、車中から報道陣に向けて一礼した。

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2019年6月30日のニュース