立川志らく 収監前の男の逃走、地検、県警の対応に「お粗末」「油断し過ぎ」

[ 2019年6月20日 11:50 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(55)が20日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。 窃盗罪などで実刑が確定していた男(43)が、収監前に神奈川県愛川町の自宅から逃走した事件に言及した。

 県警などによると、男は19日午後1時半ごろ、収監しようと訪れた横浜地検職員4人と厚木署員2人に包丁を振り回し、近くにあった車で逃走。車は同日午後11時半ごろ、自宅から約7キロ離れた厚木市内のアパート敷地内で見つかった。男は、窃盗や傷害、覚せい剤取締法違反などの罪に問われ、昨年9月に横浜地裁小田原支部で懲役3年8月の実刑判決を受け、控訴。東京高裁は今年1月、控訴を棄却し、2月に判決が確定した。控訴審中に保釈され、検察側は書面で出頭を要請していたが応じず、自宅を複数回訪れたものの接触できていなかった。

 男の逃走から約3時間後に地検から連絡を受けた愛川町は、防災行政無線で町民に注意喚起。竹内寛志次席検事は「このような事案が発生し、お知らせが遅くなってしまったことは大変申し訳なく思っている」と謝罪している。

 MCの恵俊彰(54)から「逃走したのが午後1時半くらいで、お知らせがあるのが4時くらいでしょ。ずいぶん、時間かかってますね」と聞かれた志らくは「ちょっとお粗末な気がしますね」と指摘。その上で「包丁を振り回すってことは、ずっと包丁持ってたわけじゃないでしょうから、そのへんも油断してたんだろうし。さらに(車の)カギ持って走っていくってことでしょ。そうするとちょっと油断し過ぎなんじゃないですか。それで包丁持って逃げたのに近所に知らせないっていう…ちょっとお粗末ですね」と話した。

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2019年6月20日のニュース