室井佑月 収監前に逃走の男に「出頭して…そっちの方が早く子どもに会える」

[ 2019年6月20日 12:03 ]

室井佑月
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 小説家でタレントの室井佑月(49)が20日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。窃盗罪などで実刑が確定していた男(43)が、収監前に神奈川県愛川町の自宅から逃走したことに言及した。

 県警などによると、男は19日午後1時半ごろ、収監しようと訪れた横浜地検職員4人と厚木署員2人に包丁を振り回し、近くにあった車で逃走。車は同日午後11時半ごろ、自宅から約7キロ離れた厚木市内のアパート敷地内で見つかった。男は、窃盗や傷害、覚せい剤取締法違反などの罪に問われ、昨年9月に横浜地裁小田原支部で懲役3年8月の実刑判決を受け、控訴。東京高裁は今年1月、控訴を棄却し、2月に判決が確定した。控訴審中に保釈され、検察側は書面で出頭を要請していたが応じず、自宅を複数回訪れたものの接触できていなかった。

 男の逃走から約3時間後に地検から連絡を受けた愛川町は、防災行政無線で町民に注意喚起。竹内寛志次席検事は「このような事案が発生し、お知らせが遅くなってしまったことは大変申し訳なく思っている」と謝罪している。

 番組では、男について近所の住民が「子煩悩」だと話していることなどを紹介。室井は「やっぱり遅いと思いますね、町の人たちに教えるのが」と指摘した上で、「お子さんがいて子煩悩なお父さんだっていうんだったら…逃げ切れないと思うし、自分で気づいて出頭してもらいたい。そっちの方が早く子どもに会えると思う」と話した。

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2019年6月20日のニュース