木村文乃&芳根京子がWヒロイン 松坂桃李主演「居眠り磐音」、対照的な性格熱演

[ 2018年11月28日 06:30 ]

映画「居眠り磐音」にヒロイン役で出演する木村文乃(左)と芳根京子
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 女優木村文乃(31)と芳根京子(21)が、時代劇映画「居眠り磐音」(監督本木克英、来年5月17日公開)でダブルヒロインを務める。既に撮影を終えており、ともに主演の松坂桃李(30)演じる浪人に思いを寄せる、対照的な性格の女性を演じた。

 シリーズ累計2000万部を突破した、佐伯泰英氏の人気時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」が原作。江戸時代を舞台に、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋の用心棒として悪と戦う浪人・坂崎磐音(松坂)の活躍を描く。その磐音に思いを寄せるのが2人のヒロインだ。

 木村が演じるのは、磐音が江戸で身を寄せる長屋の娘・おこん。美人できっぷが良く、面倒見の良い女性。悪党と戦う磐音を見て、少しずつ好意を持つ。

 本格時代劇に初挑戦。ちゃきちゃきとした性格の「江戸っ子」のおこんは、快活な木村のイメージによく合う役どころだ。京都・太秦の撮影所も初めてで不安もあったが、「町娘なので時代劇とはいえ、作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きできることが楽しかった」と新境地を楽しんだ。

 一方の芳根は、磐音のいいなずけ・奈緒役。おこんとは対照的に、おしとやかで心優しい清廉な女性。泣きのシーンの撮影では、右側から来るカメラに合わせ、右目だけから涙を流す演技でスタッフを驚かせた。「磐音様をひたむきに愛し、強く思い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います」と充実の撮影を振り返った。

 本格的な時代劇に、松坂の殺陣のシーンなど迫力の映像もあり、エンターテインメント性の高い作品。柄本佑(31)、杉野遥亮(23)、佐々木蔵之介(50)、谷原章介(46)らが脇を固める。

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