勝谷誠彦氏 28日未明に死去 57歳 公式サイトが発表

[ 2018年11月28日 08:04 ]

勝谷誠彦氏
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 コラムニストや写真家として活躍した勝谷誠彦(かつや・まさひこ)氏が28日午前1時48分、肝不全のため生まれ故郷の兵庫県尼崎市内の病院で死去した。57歳だった。同日、公式サイトで発表された。

 公式サイトには「勝谷誠彦は11月28日に死去いたしました 勝谷誠彦は、2018年11月28日午前1時48分、生まれ故郷の尼崎で57歳の生涯を閉じました。生前、応援していただきました皆様、お世話になった皆様に厚く御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。」と記された。

 勝谷氏は8月21日、毎朝メール配信する有料配信コラム「勝谷誠彦の××な日々。」で「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」などとつづり、緊急入院。アルコール性の劇症肝炎と診断された。

 その後、10月9日に退院し、同14日にはパーソナリティーを務めるFM香川「怒れるおっさんラジオ」(日曜後6・00)に復帰(同13日に収録)。番組冒頭「恥ずかしながら帰ってまいりました」とあいさつし、当初は黄疸がひどく「横断歩道みんなで渡れば怖くないと言いますが、僕の黄疸(横断)歩道は1人で三途の川を渡ろうとして、すごく怖かったです」とコメントした。同20日には退院後、初の公の場となる「尼崎市民医療フォーラム」に参加していた。

 勝谷氏は1960年兵庫県尼崎市生まれ。早稲田大学第一文学部在学中にフリーライターとしての活動を開始。大学卒業後は文芸春秋に入社し、「週刊文春」の記者を経て、フリー転身後はコラムニスト、写真家として活躍。読売テレビ「そこまで言って委員会」、日本テレビ「スッキリ!!」など多数のテレビ、ラジオ番組に出演し、辛口コメンテーターとして人気を集めた。17年7月には兵庫県知事選に立候補し、落選した。

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