元劇団四季のだいすけお兄さん 浅利慶太氏悼む「今はありがとうございましたという気持ちしか…」

[ 2018年7月20日 20:00 ]

大阪・泉佐野で開かれた「だいすけお兄さんの世界迷作劇場2018―19」全国ツアーの開幕を前に「ミュージカル桃太郎」の舞台稽古をする横山だいすけ
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 歌手で俳優の横山だいすけ(35)が大阪・泉佐野で20日、85歳で13日に亡くなった元劇団四季代表で演出家の浅利慶太氏について「突然のことでしたので、びっくりしました。浅利先生が日本のミュージカルを大きく発展させてくださいました。私は四季には2年しか在籍しておりませんでしたが、浅利先生や四季の先輩方が作られてきたものを、たくさんの子供たちに伝えていきたい。今はありがとうございましたという気持ちしかありません」と話した。

 横山は06年に国立音大を卒業し、劇団四季に入団し「ライオンキング」などに出演。08年3月31日から17年4月1日までNHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」の11代目うたのお兄さんを務めた。現在はテレビ出演の他、ファミリーコンサートやミュージカルでも活躍している。

 21日からは「だいすけお兄さんの世界迷作劇場2018―19」の全国ツアーがスタート。第2弾の今回は29カ所で60公演し「ミュージカル桃太郎」などを披露する。この日は本番通りの通し稽古(ゲネプロ)を公開。熱演後は「本番さながら、あっという間に終わりました。今回は面白さの要素を多く取り入れました。笑いの本場・大阪スタートでどれぐらいウケるでしょうか?笑いや歌の楽しさなど、皆さんで共有できたら」と意欲を見せている。

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2018年7月20日のニュース