綾野剛主演「ハゲタカ」初回SP11・9% 人気枠で貫禄の2桁発進

[ 2018年7月20日 09:03 ]

ハゲタカ」制作発表記者会見に出席した(左から)沢尻エリカ、綾野剛
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 俳優の綾野剛(36)が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ハゲタカ」(木曜後9・00)が19日、初回拡大スペシャルとして15分拡大でスタートし、初回平均視聴率が11・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。

 「ドクターX」シリーズなど、数々の高視聴率作品を生み出してきた人気枠だけに、さすがの好発進。同枠としては12期連続の2桁スタートとなった。

 累計240万部を突破した真山仁氏の同名小説の連続ドラマ化。2007年にはNHKでも連続ドラマが放送され、映画化されるほどの大ヒット。激動の時代を背景に外資系投資ファンドを率いる“企業買収者”鷲津政彦の生き様を鮮烈に描く。

 主演の綾野は外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」代表取締役の鷲津政彦を演じ、共演には三葉銀行の芝野健夫役の渡部篤郎(50)、松平貴子役の沢尻エリカ(32)、ファンドの社員・佐伯宗徳役の杉本哲太(52)、三葉銀行常務取締役・飯島亮介役の小林薫(66)ら実力派キャストがそろった。脚本は、綾野主演で映画化までされたTBS「S−最後の警官−」などを手掛けた古家和尚氏が担当。演出は「相棒」シリーズなどの和泉聖治氏が務める。

 初回は、1997年、三葉銀行はバブル崩壊後の金融危機で膨大な不良債権を抱えていた。銀行常務・飯島(小林)の命を受け、不良債権の処理を担当する芝野(渡部)は回収困難な債権を一括にまとめて売り出す日本初の「バルクセール」を実施する。そこへ乗り込んできた投資ファンド社長・鷲津(綾野)は簿価総額約723億円を超える債権を査定するが、4週間後、芝野たちは鷲津から衝撃の評価額を提示される。一方、ホテルのフロントマネジャーをする貴子(沢尻)はロビーで債権者である老舗料亭のオーナー・金田(六角精児)に怒号を浴びせられる鷲津を目撃し…という展開だった。

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2018年7月20日のニュース