山崎賢人主演「グッド・ドクター」第2話は10・6% 好調2桁キープ フジ“木10”4年ぶり快挙

[ 2018年7月20日 09:00 ]

ドラマ「グッド・ドクター」舞台あいさつに出席した(左から)上野樹里、山崎賢人、藤木直人
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 俳優の山崎賢人(23)が主演を務めるフジテレビ木曜劇場「グッド・ドクター」(木曜後10・00)の第2話が19日に放送され、平均視聴率は10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。初回の11・5%から0・9ポイント微減したものの、2桁キープの好調ぶり。同局の伝統枠「木曜劇場」のうち、初回→第2話と視聴率2桁を維持したのは2014年10月クール「ディア・シスター」(11・8%→11・4%)以来、約4年ぶりの快挙となった。

 初回の11・5%は16年7月クール「営業部長 吉良奈津子」の初回(10・2%)以来、木曜劇場2年ぶりの視聴率2桁をマークし、好発進。11%超えとなると、15年7月クール「探偵の探偵」の初回(11・9%)以来3年ぶりだった。

 第2話も2桁をキープし、長らくの苦戦から脱出。低迷が続いていたフジに明るい兆しが見えてきた。

 見逃し配信も好調。15年1月から同局が運営している動画配信サービス「FOD」の見逃し配信において「グッド・ドクター」初回の再生回数が18日までに80万回を突破。昨年7月クールの“月9”「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」が持っていた初回最高記録を更新し、同局の連続ドラマ初回として歴代1位となった。

 自閉症スペクトラム障がい(対人関係や言語の発達に偏りがある者)によりコミュニケーション能力に問題を抱える主人公を、山崎が熱演。難役に挑み、新境地を開拓した山崎の演技力とストーリーが「涙腺が崩壊しました」などと反響を呼んでいる。

 山崎が初の医師役に挑むヒューマンドラマ。小児外科医の世界を舞台に、自閉症スペクトラム障がいによりコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群(特定の分野で優れた能力を発揮する者で、知的障がいや発達障がいを有することが多い)の青年・新堂湊(山崎)の奮闘を描く。

 原作は昨年、米国でも「グッド・ドクター 名医の条件」として連続ドラマ化された2013年の同名韓国ドラマ。共演は、16年5月にロックバンド「トライセラトップス」のボーカル和田唱(42)と結婚後、連続ドラマ初出演となる上野樹里(32)、藤木直人(45)ら。

 第2話は、妊娠中の女子高生・唯菜(山田杏奈)がある日、破水をし、緊急出産。赤ちゃんは低出生体重児で、腸のほとんどが壊死してしまっている状態。唯菜と赤ちゃんは湊や夏美(上野)らが勤める東郷記念病院に入院する…という展開だった。

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2018年7月20日のニュース