【柳沢慎吾のひとり甲子園“再現動画”】「狙いうち」に「チャンス法政」 六大学から広がった応援定番曲

[ 2018年7月20日 09:02 ]

これはチョメチョメ。故山城新伍さん公認の必殺ネタ(撮影・会津 智海)
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 東京六大学から広がった定番曲は多い。明大の「狙いうち」(※文末の動画<3>参照)。作詞した阿久悠さんがOBだったことから使い始めた。実は1949年に吹奏楽部を最初に創設したのは明大なんだよね。法大にはボクが大好きな横浜高校も使っている「チャンス法政」(※文末の動画<4>参照)がある。立大の「立教ポパイ」(※文末の動画<5>参照)もいろんな高校が使っているね。

 よく演奏されているのはアニメソングも同じ。埼玉県勢として夏の甲子園を初めて制した花咲徳栄の「サスケ」(※文末の動画<6>参照)は強打者が打席に立ったときに流れる。

 ♪来るぞ、来るぞ、来るぞ、来るぞ、手強(てごわ)いぞ 打てよ、打てよ、打てよ、打てよ、ホームラン――って。

 50年前に放送された忍者アニメの曲なのに、今の高校生に受け継がれているんだから素敵だよ。「タッチ」「ルパン三世」「宇宙戦艦ヤマト」といった人気アニソンがアルプススタンドで定着しているのも、世代を超えて高校野球が愛されている証拠だね。

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