ノムさん涙…まだ心の整理つかない「これから先、どうして生きていけば…」

[ 2018年1月25日 14:23 ]

野村沙知代さんお別れの会を終え、涙を拭う野村克也氏
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 プロ野球のヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏(82)の妻で、昨年12月8日に死去したタレントの野村沙知代さん(享年85)のお別れの会が25日、東京都内のホテルでしめやかに営まれた。発起人の1人でもある福岡ソフトバンクホークスの王貞治球団会長(77)をはじめ、野球解説者の古田敦也氏(52)、山本浩二氏(71)、江本孟紀氏(70)、ヤクルトの小川淳司監督(60)、タレントの萩本欽一(76)、中村玉緒(78)ら各界の著名人ら約1000人が参列し、克也氏が3人の息子たちとともに出迎えた。

 克也氏は「サッチーさんがこんなに人気があるとは思わなかった。人間関係の多さに正直、びっくりしています。こんなに多くの方に来ていただいて、感謝感謝です。俺が死んだら、これだけの人が集まってくれるのかなって、そんなことを考えました。私の残された人生どうなるのか、そっちのほうが心配。大事な奥さんでした」とうつむいた。「不思議な縁で夫婦になったんですけど、女房と結ばれたおかげでこういういい息子が生まれたわけですから、何をさておいても大変な財産を残してくれた。感謝しています」と最愛の妻に感謝した。

 突然の別れから1カ月半が経過したが、「いや〜心の整理もなかなか」とポツリ。「ここで話すのはなんですが、裏ですべて意見を出してくれたのが女房です。すべておいてです。南海をクビになったのもサッチーさんが原因です。その責任を感じたのか、いろいろと裏で動いて、いろいろなチームの監督をやれたと思っています」とも。元選手たちが口々に「影の監督だった」と振り返ったことを聞かされ、「仰るとおりです」と笑顔。最後の言葉も「大丈夫よ!」と強気な言葉だったといい、「(弱い姿勢は)100%見せませんでした。マイナス思考は絶対にない。どんなことが起きても大丈夫!で終わっちゃう、そんな前向きな性格。つくづく私より先に逝くとは夢にも思いませんでした。窮地に立った時にも常に前向きで、大丈夫よっていうのが口癖で、その一言でずいぶん助かりました。これから先、どうして生きていけばいいのだろうというのが今の正直な気持ち」と涙を見せ、「いい奥さんでした」と涙をぬぐった。

 克也氏とともに取材に応じた克則氏は「やっぱり派手なおふくろだったので、華やかに送ってあげたいと思った。皆さんに来ていただいて、華やかなお別れ会になったんではないか」と振り返り、「おふくろはプラス思考で父の方はマイナス思考で、凄くバランスの取れた、いい夫婦だなと思ってました。いろいろなことがありましたけど、皆さんにこうして見送られて母も良かったと思う。豪快で最後の最後まで偉大なというか、最後も母らしいなと。本当に僕にとってはステキな母でした」と話した。

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