野村克也氏、沙知代さんに「ありがとうしかない」 最後の言葉は「大丈夫よって…」

[ 2018年1月25日 13:10 ]

野村沙知代さんお別れの会であいさつする野村克也氏
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 プロ野球のヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也氏(82)の妻で、昨年12月8日に死去したタレントの野村沙知代さん(享年85)のお別れの会が25日、東京都内のホテルでしめやかに営まれた。「サッチー」の愛称で親しまれた沙知代さんとの別れに、野球界、芸能界、政界などから多くの人々が参列。最愛の妻を失った克也氏は「改めて女房の存在を知らされた。幸せな人生だったと思います」と悲しみを語った。

 長男の団野村氏(60)、次男のケニー野村氏(58)、2人の間に生まれた、現ヤクルトコーチで三男の克則氏(44)とともに弔問客を出迎えた克也氏。来場者を前にあいさつに立ち、「去年ぐらいだったと思います、冗談半分、本気半分で『俺を置いて先に逝くなよ!』と言ってたんですが、先に逝かれちゃいました。本当に元気だったものですから」としみじみ。「家の食堂でテレビを見ていて、お手伝いさんが“奥さんがおかしい”と言うので、飛んでいったら、食堂のテーブルに頭をつけて、ジーっと動かないもので。おい、大丈夫か?と言ったら、その時にたった一言、大丈夫よって。強気の言葉が返って来ましたが、それが最後になりました」と最後の言葉を明かした。

 さらに「元気でいる時は感じなかったことがいなくなると本当に不便で…改めて女房の存在を知らされたんですけど、そんなわけで、今日お集まりの皆さんには本当にお世話になったと。幸せな人生だったと思います」とし、「残された我々、よろしくご支援をお願いしたい。感謝の気持ちを込めてお礼の言葉を致します」と締めくくった。

 報道陣から最愛の妻に送りたい言葉は?と聞かれ、「ありがとうしかない」と絞り出した克也氏。「これから先どうしたらいいんだろう、というのは正直な気持ち、いい奥さんでした」と涙を拭った。

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