リリー・フランキー 主演映画に自虐発言連発もヒロイン清野菜名を絶賛「たくさん賞もらう」

[ 2017年9月29日 20:03 ]

 映画「パーフェクト・レボリューション」の初日舞台挨拶を行った(1の左から)リリー・フランキー、清野菜名
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 イラストレーターで俳優のリリー・フランキー(53)が29日、主演映画「パーフェクト・レボリューション」(監督松本準平)の初日舞台あいさつを都内で行った。

 生まれた時から脳性麻ひで四肢に麻ひがあり車いす生活を送りながら、障害者の支援、性への理解を訴える活動家・熊篠慶彦氏(47)の半生を描く。9年ほど前から熊篠氏と親交があり、主役のクマ役を買って出たリリーは「短期間だったけれど、皆で集中して撮影できた。やっと公開されて、感無量です」と神妙な面持ちだ。

 だが、「長くかかっているような映画じゃございません。初日だから確実に見られる」、「心配しなくても、すぐに打ち切りになりますから」と自虐発言を連発。それでも、恋人の風俗嬢・ミツ役を演じた清野菜名(22)に対しては、「すごく感情が豊かで生き物としてみずみずしいから、引っ張られてミツを見ているだけで涙が出てきたりする。多分、この映画でたくさんの賞をもらうと思う」と絶賛した。

 清野も、「クマピーにほれたのは、自分のやりたいことをまっすぐに貫いているから。2人は誰も邪魔できない関係性だったんじゃないかな」と手応えを感じている様子。松本監督は、「2人の世界観ができ上がっていて、外からは入ってくるなオーラが出ていた。演出うする方はやりにくい」と苦笑しながら太鼓判を押していた。

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