遠い過去のような都知事選 それぞれの“好転”ポイントは…

[ 2016年8月15日 12:00 ]

7月30日、銀座のホコ天を練り歩き有権者と握手をかわす増田寛也氏

 日本選手の連日の大活躍で、盛り上がりをみせるリオ五輪。残念ながらメダルは獲得とはならなかったものの、4年後の東京五輪での飛躍を予感させる試合も多くあり、期待が膨らむ。

 ほんの2週間ほど前まで激闘が続いていた、東京都知事選がなんだか遠い過去のようだ。

 都知事選はこれまで、何度か取材を経験しているためか、選挙活動などを見ていると“好転”ポイントが何となく分かったりする。

 当選を果たした小池百合子知事の場合は、告示から5日後の18日とかなり早い段階だった。それから人気は右肩上がりで伸び続け、結果的には約291万票という大差での勝利となった。

 一方、元総務相の増田寛也氏の場合は投開票日前日の30日。陣営の知名度アップ作戦が浸透しはじめ、これからというタイミングで迎えた本番。投開票日が5日先だったら、結果は少し違うものになっていたかもしれない。つい先日会った自民党関係者は「桜井パパだったらなあ」と、出馬を固辞した人気グループ「嵐」の桜井翔の父親・俊氏の名前をいまだに引きずっていた。

 追っかけ取材をしている間、増田氏を「真面目な人だな」と思う瞬間があった。次の街頭演説場所へ移動する際、選挙カーの助手席に乗り込んだ時のこと。こちらにも「カチッ」と音が聞こえそうなほど念入りにシートベルトを装着。選挙カーは道路交通法の適用対象外なので、シートベルトなしでも、警察からおとがめを食らうことはない。そして再びマイクを持ち「よろしくお願いします」と去っていった。

 ちなみに、今回は取材する機会を得なかったが、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏の場合は、出馬会見の時だった気がする。やはり、日に2回程度の選挙運動では「健康面に不安があるからでは」と有権者が判断しても不思議ではない。「やっぱり弁護士の宇都宮健児さんに乗っておけばよかった」と思っている関係者もいることだろう。

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