日本ハム郡司が3安打3打点 仙台育英時代は甲子園決めた楽天モバイルでの活躍に「うれしい」

[ 2023年7月27日 21:53 ]

パ・リーグ   日本ハム9―5楽天 ( 2023年7月27日    楽天モバイル )

<楽・日>勝利し、ガッツポーズの郡司(撮影・光山 貴大)
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 中日からトレードで加入した日本ハム・郡司が、懐かしの球場で3打数3安打と躍動した。

 「最近、あまり試合に出られていなかった。絶対に結果を出そうと打席に立った」

 1点を追う2回1死一、二塁で田中将から逆転の2点二塁打は。「いい当たりだった。抜けてくれ、と走っていた」と振り返った。5回にも中前適時打を放ち、「(5回は)味方が連打、連打で来ていた。その流れに乗っただけ」。さらにプロ初盗塁もマーク。「意外と足、速いんで。これからも盗塁していきたい」と笑った。

 仙台育英では楽天モバイルパーク(当時の球場名はコボスタ宮城)で汗を流した。3年夏の宮城大会では3回戦からコボスタ宮城を使用。4番で正捕手とチームの柱だった郡司は、7月21日の古川工との決勝では1安打2打点。エース・佐藤世那(元オリックス)をリード面でも支え、11―0の大勝で自身初の夏の甲子園出場を決めた。

 プロ入り後、初の仙台でのプレー。「この球場では高校3年間を過ごした。そういう球場で活躍できてうれしい」と懐かしそうにスタンドを眺めた。

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