東筑惜敗 エース尾形の粘投及ばず 青野監督「最後までよく投げてくれた」

[ 2023年7月27日 16:56 ]

第105回全国高校野球選手権福岡大会決勝   九州国際大付2―1東筑 ( 2023年7月27日    久留米 )

<九州国際付属・東筑>ベンチでがっくりの東筑・大越(撮影・中村 達也)
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 福岡大会は決勝が行われ、東筑は九州国際大付に1―2で惜敗。17年以来の出場にあと一歩、届かなかった。先発したエースの尾形篤志投手(3年)が8回6安打2失点と粘り強い投球を見せたが、打線が暴投で挙げた1点のみの2安打に抑えられた。青野浩彦監督は「打ち崩す打力がなかった。完敗」と語った。

 エースの尾形は大会前に右肘の疲労骨折が判明。準決勝は登板がなかった。状態が良くなり医師からのお墨付きが出て、決勝の登板になったという。指揮官は「最後までよく投げてくれた。何とか追いついてくれないかと思ったが、難しくて」と無念の表情だった。

 今大会はノーシードだったが、5回戦で21年覇者の西日本短大付にコールド勝ちするなどシード4校を破って決勝まで勝ち進む大きなインパクトを残した準優勝だった。 

 新チームは元ダイエーで早鞆監督の大越基氏を父に持つ正捕手の塁(2年)やこの日は登板がなかった投手の安田(2年)らを軸に再スタートを切る。

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