大谷翔平 今夏トレード市場から“除外”か SI誌報道

[ 2023年7月27日 10:23 ]

エンゼルス・大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が今夏のトレード市場から“除外”されていると26日(日本時間27日)、米誌スポーツ・イラストレーテッドのトム・ベルドゥッチ記者が自身の記事で報じた。

 球団の決定に詳しい関係者の話として伝え、複数球団からのトレードオファーを直近2日間で協議し、26日午後に大谷の“保持”と、米東部時間8月1日午後6時(同2日午前7時)のトレード期限に先立ち“買い手”となることを決定したという。

 球団は今後、先発投手と救援投手の補強に注力する予定。同記者によれば、左手有鉤(ゆうこう)骨骨折の主砲トラウトは最速で8月中旬で復帰すると可能性があり、チームの決断を後押ししたとみられる。

 球団はそのまま今季終了後にFAとなる大谷とは再契約を目指す方針だが、史上最高額の契約規模になるとみられ、複数球団との争奪戦は必至となりそうだ。

 エンゼルスは26日時点で52勝49敗で地区3位。ワイルドカード圏内のブルージェイズまで4ゲーム差につける。9年ぶりのプレーオフ進出へ、28日(同29日)からはそのブルージェイズとの直接対決3連戦が待ち受ける。

 26日の敵地タイガース戦は雨天順延となり、大谷は当初の予定を1日前倒しし、27(同28日午前2時10分開始)のタイガースとのダブルヘッダー第1戦に先発する。 

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