エンゼルスがホワイトソックスのジオリトを獲得　20年にノーヒッターを達成した先発右腕

ホワイトソックスからエンゼルスに移籍するジオリト（AP）
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　エンゼルスは26日、ホワイトソックスとのトレードを成立させ、今季6勝6敗の右腕ルーカス・ジオリト（29）と、リリーフのレイナルド・ロペス（29）の2投手を獲得。投手のカイ・ブッシュ（23）と捕手のエドガー・クエロ（20）といったマイナーの若手2人を放出した。

　ジオリトは2013年のドラフトでナショナルズから1巡目（全体16番目）に指名され、16年6月にメジャー・デビュー。同年12月にホワイトソックスにトレードされたが、そのときもロペスは交換要員だった。

　ジオリトは2019年には球宴に選出され、20年8月5日のパイレーツ戦ではノーヒッターを達成。メジャーでは2ケタ勝利を過去4回記録しており、通算では59勝53敗、防御率4・26という成績を残している。

　先発投手を補強したことで、エンゼルスはプレーオフ進出を目標にしていることを明確にした形。AP通信やスポーツ専門局のESPNを含む各メディアでは、すでに大谷翔平（29）のトレードはなくなったと報じられている。