エンゼルスが買い手に回る場合は先発投手の補強 ジオリト、フラハティなどの獲得あるか?

[ 2023年7月27日 07:16 ]

ホワイトソックスの右腕ジオリト(AP)
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 大リーグ公式サイトは26日(日本時間27日)、エンゼルスはトレードデッドラインで買い手に回ると完全に決めたわけではないが、買い手となればターゲットはローテーション投手になるだろうと報じている。

 先発ローテーションの防御率が4・62で全体で20位だからだ。加えてブルペン投手を一人か二人獲得する可能性もある。先発投手については現時点でホワイトソックスの右腕ランス・リンの獲得にレイズとドジャースが動いている。リンの今季の成績は6勝9敗、防御率6・18だが、9回あたり10・9個の三振を奪っている。15年のサイヤング賞投手ダラス・カイケルは現在ツインズの3Aで投げているが、26イニングで自責点が2と好調。ツインズがメジャーのロースターにカイケルを加えなければ8月1日にオプトアウトできる。オリオールズ、ドジャース、レッズ、ブレーブスなどが興味を示している。

 市場には他にはマーカス・ストローマン、ルーカス・ジオリト、ジョーダン・モントゴメリー、ジャック・フラハティ、エドュアルド・ロドリゲス、マイケル・ロレンゼンとレンタルの先発投手がたくさんいるが、必ずしも人気は高くないという。

 多くのチームがレンタルではなく、ディラン・シース(FAになるのは25年のシーズン後)のように今季(23年)以降もコントロールできる投手を欲しがっているからだという。となると、エンゼルスは比較的安い値段(交換選手)で、実績のあるこれらの先発投手を補強できるかもしれない。

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