阪神・桐敷 昇格即救援勝利でプロ2勝目「思い切って投げるしかなかった」ピンチで秋広を三振斬り

[ 2023年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―5巨人 ( 2023年7月26日    甲子園 )

<神・巨>ウイニングボールを手に笑顔を見せる桐敷(撮影・北條 貴史)
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 阪神・桐敷が昇格即、プロ2勝目を手にした。1点を追う7回に登板。先頭に四球を出し、中野の失策も絡んで1死一、三塁を招いたものの、ここから踏ん張った。梶谷は当てただけの遊直。秋広は148キロのツーシームで空振り三振に仕留めた。マウンドを降りながら、左拳を握りしめた。

 「最初の入りは悪かったが、そのあと一つ一つ、アウトを重ねられた。(秋広の場面では)思い切って投げるしかなかった。左バッターで持ち味を出すところだったので」

 状態の良さを買われ6月5日以来の1軍マウンドに上がった。前回は先発だったが、今回は中継ぎとして声がかかった。18日のフレッシュ球宴が、“予行演習”の舞台。9回の1イニングを3人で打ち取り「中継ぎのイメージができた」と準備を整えた。先発で挙げた5月26日巨人戦のプロ初勝利とは違った喜びを手にした。

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