立正大淞南 11年ぶり夏切符 先発・山下、日野と雪辱の零封継投「1年間ずっと悔しい思いをしてきた」

[ 2023年7月27日 05:00 ]

第105回全国高校野球選手権島根大会決勝   立正大淞南3―0益田東 ( 2023年7月26日    島根県立浜山 )

<益田東・立正大淞南>甲子園出場を決め、マウンドに駆け寄る立正大淞南の選手たち(毎日新聞社提供)
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 立正大淞南が11年ぶり3度目の夏切符をつかんだ。背番号1で主将の日野勇吹(いぶき=3年)が2―0の5回1死二塁から救援して後続を断ち、9回2死一、三塁も切り抜けた。「絶対に抑えるという気持ちでマウンドに立った」。先発した4番・山下羅馬(らお=3年)と完成させた零封継投は1年前の雪辱でもあった。昨夏は開星との準々決勝で2―0の8回に2人で計5失点して逆転敗戦。「この1年間ずっと悔しい思いをしてきた。甲子園という舞台に行けて、うれしい」。太田充監督も「悔しい思いのまま卒業させたくなかった。決勝戦はこの2人のリレーと思っていた」とうなずいた。

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