巨人・長野が存在感!前日2打点に続き2点適時打「岡ちゃんナイスラン!!」らしく一塁からの激走称える

[ 2023年7月27日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年7月27日    甲子園 )

<神・巨>5回、吉川尚の適時打で生還した長野 (撮影・須田 麻祐子) 
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 巨人の長野久義外野手(38)が27日、阪神戦(甲子園)に「7番・左翼」で今季6度目の先発出場。5回に阪神を突き放す2点適時二塁打を放った。

 同点の5回。梶谷が猛攻の口火弾を放った。6月2日の日本ハム戦(東京D)5回に2021年4月27日のヤクルト戦(神宮)以来766日ぶりとなる今季1号ソロを放って以来となる勝ち越しの今季2号ソロ。秋広が右飛に倒れ2死となってからが圧巻だった。

 岡本和が遊失で出塁すると、大城卓が四球を選び2死一、二塁。中田翔が相手先発右腕・才木のフォークを拾い上げ中前にポテンヒットで二走・岡本和が生還。さらに前日に2打点を挙げている長野が前進守備の右中間を鋭く抜けていく二塁打を放つと、大城卓に続き、一走で中田翔の代走・岡田が激走ホームイン。大きな大きな追加点を挙げた。猛攻は止まらず。2死満塁で打者一巡して回ってきた吉川が相手2番手・馬場のスプリットを中前にポテンヒット。さらに2点を加点し、この回一挙6点を奪った。

 長野は吉川の中前打で生還すると、笑顔でベンチの仲間とグータッチ。「みんなでつないでくれたチャンスだったので、ランナーを還すことができて良かったです」とコメントした後、「1塁から岡ちゃん(岡田)が、よく走ってくれました。岡ちゃんナイスラン!!」と自身の打撃ではなく、代走の岡田の走塁を称えた。長野らしい打撃と存在感で、前夜からの嫌なムードは完全に吹き飛んだ。

 ▼梶谷 打ったのはフォークです。うまく反応できたので思い切っていきました。勝ち越すことができて良かったです。

 ▼中田翔 打ったのはフォークです。追い込まれていたのでくらいついていきました。いい追加点になって良かったです。

 ▼吉川 打ったのはフォークです。いい追加点になって良かったです。

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