大谷　見逃し三振判定で球審にいら立ち…ネビン監督「ショウが…見たことがない」

ア・リーグ   エンゼルス7―6タイガース （ 2023年7月25日    デトロイト ）

＜タイガース・エンゼルス＞6回、見逃し三振で球審を見る大谷（撮影・沢田　明徳）
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　エンゼルス・大谷が25日（日本時間26日）、タイガース戦に「2番・DH」で出場。3打数無安打も2四球2得点で勝利に貢献した。

　珍しい光景だった。2点リードの6回2死一塁、1ボール2ストライクから外角低めの直球を見逃したがストライク判定で三振。最初は苦笑いで首を振っただけの大谷だったが、ベンチに戻るとトリップ・ギブソン球審に向かって、いら立ちをぶつけるように何度も言葉を発した。右手でそれを制したフィル・ネビン監督も「ショウ（大谷）があのように球審に何かを言う姿を見たことがない」と驚くほどの怒りだった。現地の試合中継映像が流れないトラブルもあり、打席のリプレー映像も7回まで見ることができなかった一戦。それでもいずれも四球だった初回、5回は得点にからみ、今季12盗塁目となる三盗も決めた。

　チームは延長10回、モニアクの決勝二塁打で連勝。直近7試合を6勝1敗で貯金3、9年ぶりのプレーオフ圏内まで3・5ゲーム差とした。（柳原　直之）