八戸学院光星が2年連続甲子園切符 延長10回タイブレークの末に勝利

[ 2023年7月27日 15:55 ]

第105回全国高校野球選手権青森大会決勝   八戸学院光星3―2八戸工大一 ( 2023年7月27日    はるか夢 )

<八戸工大一・八戸学院光星>4回から登板した八戸学院光星・岡本(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 延長10回タイブレークにまでもつれた接戦を制し、八戸学院光星が2年連続12度目の甲子園出場を決めた。

 八戸学院光星は2―2の延長10回1死二、三塁から池田優斗内野手(3年)が左前適時打を放ち1点勝ち越し。この1点差を守り切った。

 先発左腕・洗平比呂投手(2年)が二回に一塁ゴロでベースカバーに入った際に足を痛め、3回無安打ながら降板するアクシデントもあったが2番手の同じく2年生左腕・岡本琉奨投手が奮起。最速148キロを計測した直球を武器に、2失点したが最後までリードだけは許さなかった。

 八戸学院光星は昨秋の県大会は初戦敗退で今春は準優勝。試合前に仲井宗基監督が「春の東北大会は優勝できたが青森では優勝できていない。その悔しさを忘れず戦ってほしい」と語っていた通り、ナインが奮起し夏の頂点に立った。

 八戸工大一は昨夏の決勝でも敗れた八戸学院光星の前に再び屈し、しばらくの間選手はその場から動けなかった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月27日のニュース