侍・中野 初回に悪送球で先制点許すも…ベンチで源田ら先輩たちの一言に「自分自身救われた」

[ 2023年3月11日 23:38 ]

WBC1次ラウンドB組   日本10ー2チェコ ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>初回、チェルベンカの打球を一塁へ悪送球した遊撃・中野(撮影・西川 祐介)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は11日、東京ドームで2試合が行われ、日本はナイターでチェコと対戦。10―2で勝利して3連勝を飾った。

 前日の韓国戦で右手を痛めた源田壮亮内野手(30=西武)に代わり中野拓夢内野手(26=阪神)が「8番・遊撃」で先発出場。「若干緊張もあった」という初スタメンで「ファーストプレイでああいうミスをしてしまったので、なかなか乗れなかった」と、初回2死二塁の遊ゴロで一塁に悪送球してしまい先制点を許した。

 この守備のミスを挽回しようと「力んでしまった」と、2回1死満塁の好機で二飛に倒れた。それでも、その後は守備では落ち着いてプレーをし、打撃では安打こそなかったものの3四球1盗塁とらしさを取り戻した。

 中野は「自分自身少し、入り方がわからない中で緊張もありました。そこはいい経験できた。今日のミスした経験を明日以降につなげていきたい」と前を向いた。

 また、守備でミスをしてベンチへと戻った中野に源田ら先輩たちからは「大丈夫やから」と声を掛けられたという。「その一言で自分自身救われた。ヤバいという気持ちでずっとベンチでいたので、そこで先輩方が“大丈夫だよ。次”って言ってくれたので救われました」と感謝した。

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2023年3月11日のニュース