佐々木朗希 お立ち台で予告先発“発表” 大谷に続き…「明日は由伸さんが」に場内大歓声

[ 2023年3月11日 22:49 ]

WBC1次ラウンドB組   日本10―2チェコ ( 2023年3月11日    東京D )

<日本・チェコ>力投する佐々木朗(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は11日、東京ドームで2試合が行われ、日本はナイターでチェコと対戦。10―2で勝利して3連勝を飾った。先発の佐々木朗希投手(21=ロッテ)は3回2/3を投げ2安打1失点(自責0)で8三振を奪って勝利投手となった。

 ヒーローインタビューのお立ち台に上がった佐々木朗は「明日は由伸さんが素晴らしいピッチングしてくれると思うので、応援よろしくお願いします!」と、明日12日豪州戦で山本由伸(オリックス)の予告先発を口にすると、場内は大歓声。初戦・中国戦で先発した大谷翔平がお立ち台で「明日、今日の勢いでそのまま試合につなげたい。先発、ダルビッシュさんなので」と先発を明かしたのに続いた。

 岩手・陸前高田出身で、東日本大震災からちょうど12年となる「3・11」に国際大会デビューを果たした。練習開始前にグラウンドで円陣を組んで黙とうをささげた。母・陽子さんが観客席で見守る中、火の噴く直球を投げ込む。初回先頭のV・メンシクに3球連続160キロ台で右飛。2死後のフルプの初球は164キロだ。4日の中日との壮行試合で日本人最速165キロを計測し、大谷に並ぶまでの自己最速。163キロ直球を左翼二塁打され、負傷欠場した源田の代役として遊撃で本戦に初先発した中野の失策が絡んで1失点したが、自分を信じて腕を振った。

 2回以降はフォーク、スライダーを増やして打者12人を1安打に抑えた。2回は2死一塁から、ハイトマルの中前に抜けそうな打球に対し、よけるように出した左足のスパイク部分に直撃する場面も。打球方向が変わって遊ゴロとなったが、ヒヤリとするシーンだった。3回は安打と四球で1死一、二塁にピンチを迎えたが無失点に抑えた。4回1死一塁からスモラを空振り三振に打ち取ったところで球数制限65球を超える66球となったため、お役御免となった。2番手の宇田川がハイトマルを空振り三振に打ち取ると、佐々木もベンチで拍手した。

 佐々木朗は現在21歳4カ月。WBCの日本代表としては09年東京ラウンド・中国戦のダルビッシュ有(日=22歳6カ月)を抜く最年少勝利になった。また、1試合8奪三振は13年2次ラウンド・オランダ戦の前田健太(広=9奪三振)に次ぎ、06年準決勝・韓国戦の上原浩治(巨)、09年2次ラウンド・キューバ戦の松坂大輔(レッドソックス)と並ぶ2位タイとなった。

 WBC初マウンドでみせたパフォーマンスは、日本に、被災地に、天国に届けるものとなった。

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