中国、豪州に大敗で1次R敗退決定 元ソフトバンク・真砂は4番で先発も無安打「申し訳ない気持ち」

[ 2023年3月11日 15:35 ]

WBC1次ラウンドB組   中国―オーストラリア ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<中国・オーストラリア>7回2死、真砂は中飛に終わる(撮影・篠原岳夫)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、1次ラウンドB組が東京ドームで行われ、デーゲームで中国はオーストラリアに2-12の7回コールドで敗戦。中国は3敗となり、1次ラウンド敗退が決まった。前ソフトバンクで中国代表の真砂勇介外野手(28=日立製作所)は「4番・中堅」で先発出場も無安打に終わった。

 「3試合やって3連敗で、僕自身も足引っ張る形になってしまった。ほんとに申し訳ない気持ち」と肩を落とし、「あと1試合あるので良い形で終われたらと思います」と13日の韓国戦を見据えた。

 真砂は両親が中国出身。右の大砲として12年にドラフト4位でソフトバンクに入団。21年には79試合に出場したが、昨季限りで戦力外通告を受け退団。今季からは社会人野球の日立製作所でプレーすることになった。NPBでは通算180試合、打率・219、3本塁打、16打点。ソフトバンクでの師匠・柳田の“ギータ”から派生した「ミギータ」の愛称で知られていた。日本戦では7回に左翼線二塁打を放つなど4打数1安打だった。

 ◇真砂 勇介(まさご・ゆうすけ)1994年(平6)5月4日生まれ、京都市出身の28歳。小4で野球を始め、中学時代は京都木津川シニアに所属。西城陽(京都)では1年夏からベンチ入りも甲子園出場なし。12年にドラフト4位でソフトバンク入団。17年8月3日のオリックス戦でプロ初安打が初本塁打となった。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

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