侍・中野 痛恨の悪送球で先制点を許す 源田負傷で「8番・遊撃」先発出場

[ 2023年3月11日 19:15 ]

WBC1次ラウンドB組   日本ーチェコ ( 2023年3月11日    東京D )

WBC1次R<日本・チェコ>初回、チェルベンカの打球を一塁へ悪送球した遊撃・中野(撮影・西川 祐介)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は11日、東京ドームで2試合が行われ、日本はナイターでチェコと対戦した。前日の韓国戦で右手を痛めた源田壮亮内野手(30=西武)に代わり「8番・遊撃」で先発出場した中野拓夢内野手(26=阪神)が初回2死二塁の場面で一塁へ悪送球して先制点を許した。

 初回2死二塁からチェコの4番M・チェルベンカが先発・佐々木朗希が初球に投じた162キロの真っすぐをはじき返した。強烈な遊ゴロとなったが、中野は落ち着いて捕球。ステップして一塁へ送球も、ハーフバウンドとなる中途半端な送球となった。これを一塁手・山川が後ろに逸らしてしまい、二塁走者が一気に本塁に生還して先制点を許した。

 前日の韓国戦の3回に源田が二塁けん制での帰塁時に右手を痛めた。4回の守備から交代となり、中野が途中出場。侍ジャパンにとって痛すぎる源田の離脱となったが、緊急出場となった中野が見事穴を埋めた。安定した守備に加えて、打撃でも右翼線三塁打、左前打の2安打で得点に結びつける活躍だった。

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