【センバツ展望】各地区の戦力差少なく接戦続きそう　仙台育英・須江監督「大横綱はいない」

センバツ出場36校決定

甲子園球場
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　仙台育英・須江航監督は今大会において「大横綱はいない」と見通しを語っていた。秋季大会の動画を何度も視聴し、各地区の戦力を分析した指揮官の言葉通り、戦力差は少なく接戦が続きそうだ。

　昨年の選抜、国体、明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭が優勝候補の筆頭。投打に選手層は厚く、エースの最速148キロ左腕・前田悠伍（2年）は今秋ドラフトの目玉。圧倒的実力と経験を備え、攻略は困難となる。仙台育英の複数のエース級投手による「継投策」は健在。上位進出しても投手の疲労が少なく安定した戦いが期待できる。個人では広陵（広島）のスラッガー・真鍋慧（2年）、東海大菅生の最速148キロ右腕・日当直喜（2年）、報徳学園の強肩捕手・堀柊那（2年）らはプロを狙える逸材だ。