全員“いやらしい”打線で巨人ドラ1・浅野の穴埋める 高松商、4年ぶり28度目センバツ

[ 2023年1月28日 05:00 ]

センバツ出場36校決定

昨夏の甲子園では近江に破れた高松商
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 4年ぶり28度目の出場を決めた高松商(香川)は、全員野球で浅野(巨人)の穴を埋める構えだ。長尾健司監督は「浅野が抜けたので、一発でトドメを刺せるような打力はない。どの打者に回ってもいやらしいという打線にしたい」とコツコツと1点ずつ積み上げる攻撃を構想する。

 昨夏は浅野を中心とした強打で8強に進出したが、一転、現チームは最速138キロ左腕の大室亮満(2年)を中心とした堅守で昨秋の四国大会準優勝。大室は「ストライク先行で投げることで、攻撃につなげることを意識している。今年のチームは守備が堅く、守り勝つことができる」と手応えを口にした。浅野が担った「1番・中堅」をそのまま継承する市ノ瀬夢蔵(1年)は「(浅野)翔吾さんを意識しすぎず、自分らしい野球をしたい」と言葉に力を込めた。

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2023年1月28日のニュース