千賀がWBC辞退 侍代表準決勝以降の“切り札”が…メジャー1年目はキャンプに集中

[ 2023年1月28日 04:00 ]

メッツの入団会見で、背番号34のユニホームを披露した千賀
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 ソフトバンクから海外FA権を行使してメッツに移籍した千賀滉大投手(29)が、3月のWBCへの出場を辞退することが分かった。26日(日本時間27日)、地元ニューヨークの放送局「SNY」のポッドキャスト番組で司会を務めるジョー・デマヨ氏が、自身のツイッターで伝えた。

 デマヨ氏は「千賀はWBC日本代表として登板しない。代わりに、この春は(キャンプ地の米フロリダ州)ポートセントルーシーで新しい組織に慣れることになる」などと投稿。前日に発表された代表30選手に入らなかった千賀は、ラウンドごとに2人の入れ替えが可能な予備登録8人のリストに入る見込みだったが、外れることになる。

 17年の前回大会でベストナインに選出された千賀は、昨年12月のメ軍の入団会見で、今回出場する場合は「途中からになってしまうと思う」とキャンプ地から車で約2時間と近いマイアミ開催の準決勝以降の合流になる見通しを口にしていた。一方で、侍ジャパンの栗山英樹監督とも話し合っていることを明かし「それでも必要だと言ってくれるなら声をかけてください、と言った」と語っていた。

 この日、千賀は自身のインスタグラムに、ソフトバンクで同期入団の甲斐にブルペン投球を受けてもらう動画を投稿。甲斐も投稿し「ラストバッテリー!夢の舞台へいってらっしゃい!」などとつづった。

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