西武前監督・辻発彦氏、本紙評論家に就任 「いろいろな野球に接していきたい」

[ 2023年1月28日 05:30 ]

本紙評論家に就任して編集局を訪れ花束を贈られた辻氏は笑顔を見せる(撮影・白鳥 佳樹)
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 昨季限りで西武監督を勇退した辻発彦氏(64)がスポニチ本紙評論家に就任し、27日に東京都江東区のスポーツニッポン新聞東京本社を訪問。小菅洋人代表取締役社長と握手を交わし「皆さんと一緒になり、プロ野球だけなく、アマチュア野球、女子野球など、いろいろな野球に接していきたい」と抱負を語った。

 2月1日から始まるプロ野球の春季キャンプから評論家活動を本格的にスタートさせる。古巣の西武や巨人など宮崎県内でキャンプを行う5球団を巡る予定だ。

 辻氏は80年代後半~90年代前半の西武黄金期に不動の二塁手として活躍し、ゴールデングラブ賞をパ・リーグ最多の8度受賞。93年には首位打者にも輝いた。99年にヤクルトで現役を引退後、横浜(現DeNA)、中日でコーチ、2軍監督を歴任。17年に西武監督に就任し18、19年にパ・リーグ連覇に導いた。

 06年の第1回WBCでは王監督のもとで内野守備走塁コーチを務めて世界一に貢献しており「あの時の日本の盛り上がりは凄かった。今回も凄いメンバー。大会が楽しみです」と笑顔。スポニチ読者に向けては「ファンが見たいようなことをやるのもいいかもしれないですね。楽しみにしていてください」とメッセージを送った。

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2023年1月28日のニュース