「ESPN」が30球団のラインナップをランク付け ヌートバーのカージナルスは全体で堂々2位

[ 2023年1月28日 11:43 ]

カージナルスのヌートバー(AP)
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 スポーツ専門局「ESPN」電子版が大リーグ30球団の23年シーズンのラインナップをランク付け。27日(日本時間28日)に発表した。

 トップ5はパドレス、カージナルス、ブレーブス、アストロズ、ブルージェイズ。ラーズ・ヌートバー外野手(25)が7番右翼に入る2位カージナルスは、ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット内野手、ノーラン・アレナド内野手に、ウィルソン・コントレラス捕手も加わり、破壊力ある打線になった。その上で、ヌートバー、ブレンダン・ドノバン、ディラン・カールソンら若手が順調に成長することが必要としている。

 筒香嘉智内野手がマイナー契約したレンジャーズは16位。マーカス・セミエン、コーリー・シーガーなどオールスター級の選手がいる一方で、若手打者はパワーとスピードはあっても、ボール球に手を出したり、空振りが多いなどマイナス面も目立つ。筒香が本来の力を発揮できれば、割って入るチャンスはある。

 大谷翔平投手が3番DHのエンゼルスは17位。これでも楽観的な見通しで、マイク・トラウトやアンソニー・レンドンがケガをしなかったとしてもこの順番なのだという。コンタクト率が低く、打球を転がすことができず、塁に出てもスピード不足。平均レベルとの評価だ。

 鈴木誠也外野手が4番右翼のカブスは20位。鈴木、新加入のダンスビー・スワンソン、ニコ・ホーナーの活躍に期待。もしコディ・ベリンジャーが19年のMVPのシーズンに近付く働きができればチームの攻撃力は変わるとしている。吉田正尚外野手が1番左翼のレッドソックスは24位。ザンダー・ボガーツ、J・D・マルティネスが抜け、パワー不足。元々スピードもなく、順位は低い。しかしながら吉田の加入で変わるかもしれない。リードオフマンとして、球団が期待するようなエリートレベルの活躍ができれば、打線が良くなる可能性がある。

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2023年1月28日のニュース