阪神・藤原前オーナー「球団の経営権は阪神電鉄にある」 阪急色人事ではないと強調

[ 2022年12月21日 17:19 ]

<オーナー交代会見>互いにかたく握手する(左から)藤原前オーナー、杉山新オーナー(撮影・岸 良祐)
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 阪神は21日、阪急阪神ホールディングス(HD)社長の杉山健博(たけひろ)氏(64)が新オーナーに就任すると発表した。就任は同日付。阪急出身者の球団オーナー就任は初めて。藤原崇起(たかおき)オーナー(70)=阪神電鉄会長=は退任し、阪神電鉄社長の秦雅夫氏(65)が代表権のある代表取締役球団会長に就任する。

 大阪・福島区の阪神電鉄本社で会見した藤原前オーナーは、杉山新オーナーと秦新会長の体制について「(人事は)私が決定した。力を合わせてやってほしい」と期待を込め、「球団の経営権は阪神電鉄にあることは何も変わりありません」と阪急出身のオーナー誕生でも、経営主体は変わらないことを強調した。

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2022年12月21日のニュース