阪神の杉山新オーナー、会見で決意表明「より強い、より魅力的なチームにできるよう全力で取り組む」

[ 2022年12月21日 16:47 ]

会見をする(左から)阪神の藤原前オーナー、杉山新オーナー(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 阪神は21日、阪急阪神ホールディングス(HD)社長の杉山健博(たけひろ)氏(64)が新オーナーに就任すると発表した。就任は同日付。阪急出身者の球団オーナー就任は初めて。藤原崇起(たかおき)オーナー(70)=阪神電鉄会長=は退任し、阪神電鉄社長の秦雅夫氏(65)が代表権のある代表取締役球団会長に就任する。

 大阪・福島区の阪神電鉄本社で会見した杉山新オーナーは「次のオーナーをしてもらえないかという要請をいただき、想像もしていなかったので非常に驚いた」と語った上で、「阪神タイガースは歴史と伝統のある球団。また多くの熱烈なファンから支持されている。身に余る大役だと感じているが、タイガースは若手も成長しており、十分に優勝を狙えるチーム。やりがいを強く感じている」と抱負を述べた。

 さらに「現場を大事にした藤原前オーナーの精神を受け継ぎながら、秦会長とともに、より強い、より魅力的なチームにして、優勝を届けられるよう全力で取り組む」と強い決意をにじませた。

続きを表示

2022年12月21日のニュース