JFE東日本・峯本匠が現役引退へ 大阪桐蔭の日本一戦士「これからはサラリーマンとして第二の人生を」

[ 2022年12月21日 20:59 ]

JFE東日本・峯本
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 社会人野球のJFE東日本(千葉)に所属する峯本匠内野手(26)が現役を引退することを21日、自身のツイッターで明らかにした。

 峯本は大阪桐蔭3年時に出場した夏の甲子園は「2番・二塁」で6試合に出場。左の強打者は打率・500、出塁率・633、5打点の成績を残して日本一に貢献。準決勝の敦賀気比戦は逆方向の左中間へアーチを架け、高校野球ファンに強烈な印象を残した。

 高校卒業後は東京六大学野球の立大に進学し、卒業後は社会人野球の強豪JFE東日本に入社。立大時代は4年間で通算成績は24試合で11安打、打率・180と低迷したが、JFE東日本では1年目に都市対抗に出場し、5試合で17打数7安打、打率・412、4打点で優勝に貢献し、若獅子賞を受賞するなど華麗な復活をみせていた。

 峯本は自身のツイッターで「ご報告です。野球ありがとう!!!」とともに文書の画像を投稿。文書には「この度21年間続けてきた野球生活が終わりました」と現役を引退することを明かした。

 また「結果を出せなかったらクビを切られるそんな世界で頑張ってきましたがダメでした!!きびしい!!!!!」と社会人野球の厳しさを記した。

 それでも「ですが、いろいろな経験を野球にはさせて頂きました」とし「これからはサラリーマンとして第二の人生をやっていくつもりですが、いつかは野球に関われたらいいなっておもっています!!人生これから」と意気込みをつづった。

 そして「今までたくさんの方々に応援や声をかけて頂き本当にありがとうございました。自分自身悔しい気持ちはすごくありますが、第二の人生でも活躍できるように頑張ります!今までありがとうございました」とつづった。

 ◇峯本 匠(みねもと・たくみ)1996年4月4日生まれ、兵庫県出身の26歳。幼稚園年中で野球を始める。大阪桐蔭では3度甲子園に出場。立大では1年春のリーグ戦で公式戦デビュー。19年からJFE東日本でプレー。1メートル73、80キロ。右投げ左打ち。

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2022年12月21日のニュース