中大が練習納め 最速155キロ右腕・西舘と新主将・中前祐也がともにプロ志望明かす

[ 2022年12月21日 16:22 ]

年内最後の練習を行い、プロ志望を明言した中大・西舘(左)と中前
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 東都大学野球リーグの中大は、都内のグラウンドで年内最後の練習を行い、5人1組の10チームでグラウンド周辺の約3キロずつを走る駅伝を実施した。

 来秋ドラフト上位候補に挙がる最速155キロ右腕・西舘勇陽投手(3年=花巻東)は「プロを目指して大学に進学した。変えずにやっていきたい」とプロ志望を明言。今秋は5勝を挙げてベストナインに輝き、大学日本代表候補にも選出された。花巻東の先輩であるブルージェイズ・菊池雄星投手を目標の投手に挙げ、副主将となった右腕は「プレーで引っ張って防御率1点台を目指したい」と来春を見据えた。

 また、新主将に就任した中前祐也内野手(3年=浦和学院)もプロ志望を明かした。今秋ドラフトでは浦和学院時代の先輩である早大・蛭間拓哉外野手が西武のドラフト1位、中大の先輩でも森下翔太外野手が阪神のドラフト1位、主将を引き継いだ北村恵吾内野手がヤクルトのドラフト5位と続々と指名を受け「身近な人たちがプロに行っているので、刺激しかないし、負けたくない。絶対プロになりたいです」と力強く語った。

 今春リーグ戦は入れ替え戦で1部残留を決め、今秋は優勝争いを繰り広げたが、2位に終わった。中前は「打点にこだわって勝負強い打者になりたい。あと1勝というのを突き詰めれば優勝できると思う」と力を込めた。

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2022年12月21日のニュース