ソフトB・風間 今季の点数は「50点」 佐々木朗、奥川に刺激 覚悟の高卒2年目へ

[ 2022年12月21日 05:00 ]

契約更改を終え、引き揚げるソフトバンク・風間(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの風間が20日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、20万円減の年俸1080万円で更改した。ノースアジア大明桜時代は世代最速の157キロ右腕として注目を浴びドラフト1位で入団も、新人の今季は4月に右肘を痛めた。ノースロー調整の日々を過ごし今季の点数は「50点」と自己評価。「長い期間、野球ができなかったのは初めてで不安だった。でも、今年中に復帰する気持ちでやっていました」と振り返った。

 リハビリ期間はランニング量を増やし、体力を強化。10月の3軍練習試合で実戦デビューし、11月はオーストラリアで“武者修行”。4試合に先発し「高校時に100の力で投げていたボールが、今では80の力で同じ球筋になってきた。そこは成長したのかな」と手応えを感じていた。

 目指すは高卒2年目のブレーク。同じ高卒ドラフト1位のロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川が頭角を現した姿に刺激を受け、「しっかり成績を残さないといけない。来年は(今年出せなかった)155キロが目標。1軍で投げて印象を残せるように」と覚悟を決めて挑む。(福井 亮太)

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2022年12月21日のニュース