阪神・杉山新オーナー 阪急色からの脱却を示すように黄色いネクタイで登場、岡田監督とのトップ会談も計画

[ 2022年12月21日 17:09 ]

<オーナー交代会見>互いにかたく握手する(左から)藤原前オーナー、杉山新オーナー(撮影・岸 良祐)
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 阪神は21日、阪急阪神ホールディングス(HD)社長の杉山健博(たけひろ)氏(64)が新オーナーに就任すると発表した。就任は同日付。阪急出身者の球団オーナー就任は初めて。藤原崇起(たかおき)オーナー(70)=阪神電鉄会長=は退任し、阪神電鉄社長の秦雅夫氏(65)が代表権のある代表取締役球団会長に就任する。

 大阪・福島区の阪神電鉄本社で会見した杉山新オーナーは「現場を大事にした藤原前オーナーの精神を受け継ぎながら、秦会長と力を合わせ、より強い、より魅力的なチームにして、優勝を届けられるよう全力投球してまいりたい」と抱負を語るとともに、「まだ監督とはお会いしていないが、タイミングを見て、時間を設けて、お話を聞かせてもらえれば」と近日中にも岡田彰布監督とのトップ会談を行う可能性を明らかにした。

 阪急色から脱却するように阪神カラーの黄色いネクタイ姿の杉山オーナーは「常に優勝争いできるチームにすることが大切。さらに強化を合わせて次世代の選手作り、男女を問わず新しいファンの開拓、そうした振興にも取り組みたい」と意欲を示した。

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2022年12月21日のニュース