ソフトバンク今宮 新たに2年3億円「ありがたすぎる」キャリハイの打率・296マーク

[ 2022年12月21日 11:00 ]

<ソフトバンク契約更改>契約を更改し笑顔で会見する今宮(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの今宮健太内野手(31)が21日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円増の3億円で新たに2年契約を結んだ。規定の条件を満たせば1年契約延長のオプションが付いている。2018年オフに年俸変動制の4年契約を結び、今季は最終年だった。

 「正直ありがたすぎる契約だったと思っている。4年契約の中で迷惑をかけてしまったので、2年の中でしっかり恩返しできるように」

 今季は「振らない男」として130試合出場で、規定打席をクリア。キャリアハイの打率・296をマークし、二塁打は自己最多30本で、7本塁打47打点。終わってみれば、5年ぶりのベストナインに輝き、存在感を見せつけた。「正直、ここまで打てるとは思っていなかった。長谷川打撃コーチ、藤本監督に振りすぎるなと言われていたし、長谷川コーチと相談しながら、いろんなことをやってみようと。大きなけがなく、1年間できたのは本当に良かった」と充実のシーズンを振り返った。

 選手会長として迎えた今季はチームの精神的支柱となり、打線もけん引。「個人としても。もう1回キャリアハイに挑戦したい。競争を勝ち抜いて、しっかり開幕でショートを守れるように」と来季を見据えた。

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