阪神・ケラー帰国 防御率33・75から復調 来季も残留見込み「また来年お会いしましょう!」

[ 2022年10月17日 18:21 ]

帰国したケラー(球団提供)
Photo By 提供写真

 阪神は17日、カイル・ケラー投手(29)が帰国したと発表した。

 絶対的守護神だったスアレスの後釜として期待された加入1年目は、コロナ下で来日遅れによる調整遅れが響き、開幕戦から登板2連続でセーブ失敗、防御率33・75と散々な滑り出しに。それでも2軍での再調整を経て6月7日に再登録されると、150キロ台中盤の直球に持ち味のカーブ、そして新たに習得したスプリットを交えて17試合連続無失点を記録。一時期は守護神復帰を果たすなど復調し、最終的には34試合登板で3勝2敗5ホールド3セーブ、防御率3・31を記録した。

 今季阪神に在籍した外国人選手で唯一残留する見込みとなっており、来日2年目を迎える来季は岡田阪神の守護神候補としてさらなる活躍に期待がかかる。


 ▼ケラー 「タイガースファンのみなさん、1年間ありがとうございました。球団関係者のみなさんやメディアのみなさん、そしてファンのみなさんからのサポートに心から感謝しているよ。個人的にもチームとしても、もっともっと良いシーズンを送れたはずだと思っているし、悔しい思いでいっぱいだよ。ぜひ来年もここに帰ってきて、タイガースに貢献したいと思っている。また来年お会いしましょう!」

続きを表示

2022年10月17日のニュース