日本ハム・今川 執念同点弾!来季はオリ吉田正ばりの肉体で本塁打増目指す

[ 2022年10月17日 06:00 ]

フェニックス・リーグ   日本ハム2―2ヤクルト ( 2022年10月15日    西都 )

<日本ハム・ヤクルト>9回に同点ソロを放った今川
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 執念のアベック弾だ。日本ハムの今川が16日、フェニックス・リーグのヤクルト戦に「7番・中堅」で出場。2点を追う9回2死から万波の右越えソロに続き、2者連続となる同点の左越えソロを放った。「負けたくなかったので。最後の打席はめちゃめちゃ狙いました」と胸を張った。

 自身初の開幕1軍切符をつかんだ今季は94試合に出場。10本塁打をマークするも終盤に失速し、打率・227で2年目を終えた。「この1年間、シーズン通して戦う体力が大切だと感じた。後半にバテてしまったのが、数字にも表れている。もっともっと強い体をつくりたい」と、今オフは肉体改造を図る。

 目指すはオリックスのリーグ連覇の立役者、吉田正の体形だ。身長1メートル77、体重86キロの今川に対して吉田正は1メートル73、85キロ。身長差4センチに対して体重差はわずか1キロしかない。「あれくらいのフィジカルが最低限ないとやっていけないかなと思います」と、来春のキャンプインまでに体重90キロを目標に掲げた。

 「打球スピード、スイングスピードが上がればホームランだったり、フェンス直撃が増えて自分を助ける手段になる。そのためにはフィジカルを鍛えないと絶対に変わらない」。“正尚ボディー”を手に入れ、3年目の飛躍を狙う。(清藤 駿太)

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2022年10月17日のニュース