岩本勉氏 日本シリーズはオリックスVと予想「06年日本ハムと同じ感じ」 キーマンも明かす

[ 2022年10月17日 22:03 ]

元日本ハムの岩本勉氏
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 元日本ハムの岩本勉氏(51)が17日放送の文化放送「岩本勉のまいどスポーツ」(月曜後5・45)で、今年の日本シリーズのキーマンを指名した。

 岩本氏は2年連続でオリックスとヤクルトによる対戦となった日本シリーズについて「どっちが勝つかわからへん」とコメント。優勝予想が困難な戦いだとし「かつて森祇晶監督や野村克也監督も言ってました。日本シリーズは2戦目がポイントだと。僕の仮定では2戦目を勝利したチームは次の日もずっと笑顔で過ごせる。特に地元に帰ってくるチームはいっそう勢いに拍車がかかる。去年のヤクルトも2戦目を勝ってそのまま本拠に帰ってきて勢いに乗った」と持論を説いた。

 さらに「なんでオリックス強いの?と聞かれても俺は答えられない。エース山本を筆頭に4番には吉田正がいるけどラオウは調子悪いし…これ2006年の日本ハムがそんな感じやった。何で強いか分からなかった。でもなんか強いという」と自身の経験からオリックスの強さを表現した。

 その上で優勝予想を問われると困惑しながらも「僕は五分のチーム同士の激突だと思ってんねん。だから近年まれに見るメチャクチャ好ゲームになると、だったら大阪優勝してくれよと。僕のバースデー登板でボールを受けてくれた中島監督、もう一度胴上げしてもらって下さいよ。ほんで、僕のところに電話してきて“ガンちゃん2軍監督やってくれと言ってきてくれたらコンプリート”ですわ」とオリックスVを推した。

 勝敗予想は4勝3敗とし「ヘタしたら8戦目もあるで」と最後までもつれる可能性が高いと指摘。今季の日本シリーズは第1、2、6、7戦が神宮。第3、4、5戦が京セラドームで予定されており、オリックスが第2戦に勝利して本拠に戻ってこれるかがポイントになるとし、キーマンとして“ラオウ”こと杉本裕太郎外野手を指名。「オリックスが優勝するとしたら杉本がMVP獲るぐらい打たないと。吉田正の後を打つ選手が重要」と説明した。

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