西武新体制船出　松井新監督が秋季練習で笑顔の始動「監督って違和感あるかも分からないけど、少しずつね」

＜西武練習＞練習前、選手の前で訓示する松井新監督（撮影・尾崎　有希）
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　西武は17日、松井稼頭央新監督（46）の下、秋季練習で新体制が船出した。埼玉県所沢市の2軍本拠地球場で午前9時55分に円陣を組み、新指揮官がナインの前に立った。「なんか今年ヘッドをやらせてもらってて、監督って違和感あるかも分からないけど、少しずつね」と柔和な表情で始まったあいさつ。この秋の目標を「個の力としてもう1個、2個、上げられるようにしてほしい。マックスよりもちょっと上げてほしい」と考えを語った。

　現在、若手は宮崎フェニックス・リーグに参戦中で、この日は山川、森、源田、外崎、高橋、今井、松本、与座ら主力や、ベテランの中村、栗山ら1軍メンバーが参加。11月は宮崎・南郷で秋季キャンプは行わず、若手メンバーが埼玉県所沢市の球団施設で秋季練習を行う予定となっている。松井新監督は「フェニックスに行っているメンバーが戻ってきたら、実戦的なことも入れていきます。そのほかは技術、個の力をどれだけ伸ばせるか。フィジカルをどれだけ上げられるか。そういう強い気持ちを持って、自分に負けないようにやってほしい」と求めた。