ロッテ二木が志願のフェニックスL参戦「吉井さんが監督になった実感ないが力になりたい」

[ 2022年10月17日 15:13 ]

マリンのスタンドで、階段ダッシュに取り組むロッテ・二木
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 昨季開幕投手を務めながら、今季2勝に終わった二木康太投手が17日、ZOZOマリンの秋季練習に参加。18日からは宮崎に移動し、若手主体のフェニックス・リーグ組に合流する。

 「今年、なかなかうまくいかなかった。シーズンを振り返って、もうちょっと、ここをこうしたいなというところが、いくつかあったので。それをやろうと思います」。

 志願の「フェニックス登板」となる。「吉井さんが監督になるちょっと前に、浦和に来ていたときに話をして、フェニックスで投げたいと伝えた。あのときは、まさか監督になるとは思っていなかった」と振り返るが、新指揮官が見守る実戦の中でフォークの精度を高めたいと考えている。

 「よかったときと比べて、今季は四球が多くなっていた。直球の強さは昨年よりも全然よくなったが、コントロールとか他の部分ですよね。ボール先行になったら、真っすぐを1、2、3で狙われるし、フォークを投げても見逃される。フォークでカウントをとれれば、変わってくる」

 開幕投手を任された時の投手コーチが吉井新監督だった。昨季も5勝と期待に応えられなかっただけに、「たくさん投げさせてもらった中で、チームと吉井さんに迷惑をかけてしまった。吉井さんが監督になったので、なんとか力になりたい。吉井さんが監督というのが、まだ実感ないんですけど、なんとか力になれるよう頑張りたい」。恩返しを果たすためにも、若手と一緒に汗を流すつもりだ。

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2022年10月17日のニュース