DeNA三浦番長、大ファンだった阪神・岡田新監督へ私情封印宣言!

[ 2022年10月17日 17:36 ]

<DeNA練習>阪神・岡田新監督との思い出を語る三浦監督(撮影・会津 智海)
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 DeNAの三浦大輔監督が17日、2軍練習施設「DOCK」で取材対応し、幼少時代に大ファンだった阪神の岡田彰布新監督に対し、「私情封印」を宣言した。

 「小学校低学年のころかな。40数年経つわけですけど、岡田さんの後援会に親父(克之さん)が入っていた関係で、子供のころから見ていてサインももらいましたし、球場で応援していました」。16日に岡田新監督が就任会見を行ったことを受け、番長が懐かしく振り返った。

 三浦監督は奈良県出身も、克之さんが岡田監督の実家である大阪市内の玉造で「三勝生花店」を営んでいる関係で後援会に入会していたことが、大の「岡田ファン、虎ファン」への入り口となっていた。

 後援会主催のソフトボール大会でも一緒にプレーしたことがあり、85年のバース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」も「小学校5、6年ぐらいかな。阪神ファンの友達と一緒に騒いでいた」という。

 だが自身がプロ入りし、その憧れの大スターとは、敵対関係にもなった。横浜(現DeNA)入団4年目の95年には、オリックス時代の岡田とオープン戦(2月19日、宮古島)で対戦し、遊ゴロにも封じた。その後も岡田阪神「第1次政権時」にも、監督と横浜のエースとして相対峙した。

 それでもその感慨はすでにぬぐいさっている。「また監督として戦える。一番喜んでいるのはウチの親父かなと思う。大阪は盛り上がっているんでしょ?経験豊富な方ですから。でもDeNAとしては負けるわけにはいかない。しっかり準備してやっていく。私情は挟まないですよ」。

 幼少期の「大スター」とのガチンコ対決を番長も心待ちにしている。 (大木 穂高)
  

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2022年10月17日のニュース