仙台育英 2年ぶり東北大会優勝 須江監督「優勝できるか不安だった」

[ 2022年10月17日 04:00 ]

秋季高校野球東北大会決勝   仙台育英6ー3東北 ( 2022年10月16日    荘内銀行・日新製薬スタジアム )

選手や応援団と一緒に記念撮影する仙台育英・須江監督(撮影・柳内 遼平)
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 今夏の甲子園を制覇した仙台育英(宮城)が16日、秋季東北大会決勝で東北(同)を6―3で下し、2年ぶり12度目の優勝。3年ぶりの明治神宮大会(11月18日開幕、神宮)出場を決めた。須江航監督は「優勝を目標にしてきましたが、できるか不安だった。生徒の努力でこういう結果になったので素晴らしい」と語った。

 甲子園優勝インタビューでの指揮官の「青春って凄く密」の名言は新チームでも不変だった。4―3の6回2死二塁からエースの最速146キロ右腕・高橋煌稀(こうき=2年)が登板し、3回1/3を1安打無失点で4奪三振。打っては7回に左前2点適時打と投打で勝利に導いた。指揮官は試合後、三塁側のフェンスを挟んでベンチ内外の選手と応援団を集めて記念撮影した。

 選抜では明治神宮大会の優勝校の地区は「神宮大会枠」が割り当てられるため、仙台育英が明治神宮大会で優勝すれば3枠の東北地区から4校出場ができる。須江監督は「東北が(実質)4枠になるように精いっぱい練習したい」と「東北で密」な選抜を目指し、秋の日本一に挑戦する。(柳内 遼平)

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2022年10月17日のニュース