ヤクルト村上 前日死球も志願の出場…高津監督明かす 55本塁打到達「勝ってお祝いしてあげたかった」

[ 2022年9月13日 22:45 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2022年9月13日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、54号となるソロを放った村上(右)を迎える高津監督(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの高津監督は、55本塁打到達の村上を「2本とも素晴らしい当たり。ここまで彼のバットが引っ張ってきてくれた」と手放しで称えた。

 前日のDeNA戦で死球を受けた右太腿は「相当あざに」なっていた。8回1死の第4打席で、2番手エスコバーが投じた155キロの強烈なツーシームが右太腿に直撃。攻撃を終えてベンチに戻る際には足を引きずるような姿もあり、8回裏から交代。試合後に高津監督は「村上は(8回の死球で)相当痛がっていたので替えた。まともに当たっている。(明日以降の出場は)何とも言えない」と説明していた。

 だが、村上は「試合には出ます」と直訴。高津監督もその思いに応え「4番・三塁」で先発出場させ、そして村上は2本塁打という結果を見せた。しかし試合には2点差で敗れ、お立ち台も用意できず。それだけに「ぜひ勝ってお祝いしてあげたかった」と悔しがっていた。

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2022年9月13日のニュース