落合博満氏が自論“消化試合はない”「球団の査定が変わることはない…選手は生活かけて戦っている」

[ 2022年9月13日 19:20 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が13日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。熾烈を極めるパ・リーグの優勝争いを受け、「シーズン終盤の戦い方」をオレ流の視点で語った。

 クライマックスシリーズが導入されて「消化試合」が少なくなったか問われると、「来年を見越して新しい戦力を芽生えてくるかどうか見たいと思うから、消化試合というのであってね。現有戦力で戦う分には消化試合にはならないですよ。あくまで最終的な順位を決める戦いなんで。球団の査定が変わるってことはないわけだから。選手は生活権抱えてやっているんだから」と話した。

 優勝がなくなった場合、選手は個人成績を優先するかどうかについて「それは本人に聞かないと分かんない。一つでも勝ちたいと思ってやっている選手が、タイトル争いに方向転換することはまずありえないと思う」とした。

 監督が、タイトル争いしてる選手を優遇するかを問われると、「する人もしない人もいるでしょう。(中日の)監督時は競ったタイトル争いをする選手がいなかったんで、普段通り使ってましたよ」と話した。

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